すまっぽん!新規作成

能登半島地震で作られたデジタルツールすまっぽん!とアプリ

令和6年 1月1日 夕刻に 新年のお祝いムードも冷めやらぬ中飛び込んできた能登半島地震のニュースが飛び込んできた。年始の特番もほとんど潰れて地震関連ニュースに変わった。

まずは、震災にあわれた皆様、まだ避難中の皆様、心よりお見舞い申し上げます。また一刻も早い復旧を心よりお祈りしております。

■1月2日お昼頃 すまっぽん!の記事を見つけた

1日も経たなく1月2日のお昼ごろFacebookを見ていたら、東区ウォーキング部の仲間でもある石橋 美佳子さんのシェアした投稿が目に止まった。石橋さんの友人の投稿のシェアなのだが神戸市社会福祉協議会の長谷部治さんが、今回の震災の情報をまとめて見やすくしましたよという記事。よく見るとうちのサービス「すまっぽん!」を使ったものじゃないですか!

令和6年能登半島地震_支援者基礎情報 Ver.1.0 (現在1.8.1)
https://smappon.jp/e47rt1gi

社会福祉協議会は、震災などの災害があると、復興ボランティアセンターなどの立ち上げや支援をするところ。もちろん支援金や物資などだけではなく、現地へ活動している人たちも様々な情報が飛び交い 情報にたどり着けないや、情報の真偽に時間を取られたりすることもある。
また、現地にボランティアで復旧作業に行く人は、地元の人ではないので、地理に詳しくない。方向やそこまでの道が通れるかなども、わからない場合がある。
そこで、TOYOTAさんがされている「通れた道マップ」がとても役に立つ。

■地名が読めない 地元に人とコミュニケーション取れない

が、実は、もっと重要な問題がある。

地名漢字の読みである。

地元の人は、当たり前の地名を口頭で聞いても調べられなかったりする。
逆に漢字で書かれていても地元に人に聞けないのである。

例えば、今回の「珠洲市」も「すずし」と読むのも難しいかもしれないが、
珠洲市の中にある「馬緤町」は、なんとよむだろう。
ただ、これも漢字が難しければ、聞くことができる。

一番問題なのは、普通に読めたり有名な地名が別の読み方だったりする場合。


「珠洲市熊谷町」は、なんと読むだろうか?

私の生まれたときに住んでいたのは、北九州市小倉北区熊谷町 くまがいちょう
いちばん有名なのは、 埼玉県の 熊谷市 くまがや(山口県萩市の熊谷もくまがや)
徳島の阿南市にあるのは、熊谷町(くまだにちょう)

そして、今回の珠洲市の熊谷町は、

くまんたにまち

そんな情報をスマホの中にまとめていつでも見れるようにホーム画面においておけるそれがすまっぽん!なのです。

避難生活に関する情報や、車内避難をする場合の注意、被害を受けたときに同写真を取ったらいいかなど
自治体や国が出している情報をまとめて被災者や支援者に情報提供している。

そこで私も、シェアをした。

■1月5日の朝 トイレアプリを発見

1月5日の朝 九大の名誉教授で起業したてのときにとてもお世話になった坂口光一先生の投稿が目に止まった。

能登半島地震 避難所トイレ情報共有アプリ」を作成・公開されましたと
トイレがないのは、とても辛いこと、探して歩くにも、どこに情報があるかわからない。アプリ化することで誰でも簡単に検索できます。

https://sharev3.click.dev/efdc408f-08f5-4ef9-97df-cc22f53c6aae?locale=en&fbclid=IwAR22xjccx0H7WbEvJtRCKWJPSkv-ISsdTZEcolPyO4okMinzK9Tu7oDtN3s


そこで、コメントにすまっぽん!と合わせると、便利ですね。と書き込んだところ

すぐに反応していただき、連携の話に
MikoSea株式会社中利弘さんに
アイコンも作ってもらって、リンク先も。

長谷部 治さんに3分後には「すまっぽん!」に組み込んでもらいました。

■連携まで半日

震災後1日で 能登半島地震_支援者基礎情報すまっぽん!が立ち上がり、
震災後3日で トイレ情報共有アプリが立ち上がり、
翌日には、連携できました。

■デジタルだからできること

デジタルの良さをそして、遠くにいてもできること。
もちろんそれをシェアするだけでも、地元の人にとどいたり、支援者に届くことで
全国の人が震災の復興のお役に立てることではないかと思います。

実際に現地に行くにしても、交通機関だけの問題ではなく、地元にそれだけ人を受け入れる余裕はないのが現状です。手伝いに行きたい手伝いに来てほしいという気持ちはもちろんですが、慣れていない環境で生活や人が移動することでの食料確保の問題など
復旧作業に行く人は、食料や情報の準備をしてからお願いします。
その時に今回のデジタルツールである、すまっぽん!やアプリがお役に立てると思います。


今回の連携に至るまでに協力していただいた皆さんの感謝いたします。

長谷部 治さん
山口 由美子さん
石橋 美佳子さん
サカグチ らく コウイチさん
中利弘さん
そして、シェアしていただいた皆様

ありがとうございました。

最後にもう一度

震災にあわれた皆様、まだ避難中の皆様、心よりお見舞い申し上げます。
また一刻も早い復旧を心よりお祈りしております。


私も以前熊本大地震のときには、地震すまっぽん!を提供していました。
https://www.smappon.jp/64992.html